「きず」を視るチカラ
原電子測器株式会社

回転式漏洩磁束探傷装置

黒皮丸棒鋼、黒皮丸鋼片に代表される表面の粗い磁性素材の表面検査を行うための装置です。
回転式の磁化ヨークと検出プローブを装備し、被検査材が内部を通材することで探傷します。

回転メカ

新しく改良を加えたプローブ回転式交流漏洩磁束探傷装置は従来の回転メカと比較し、コンパクト化と同時に更なる高性能化と安定性を実現しました。回転メカの信号伝達はスリップリングを廃止し、非接触方式の回転トランスのみの構成を実現し、スリップリングのメンテナンス負荷を軽減しております。弊社の漏洩磁束探傷装置は基本的にカスタムメイドで作成しております。ご予算、ご用途、機械的な機能性のご要望等といった事項をヒアリングさせていただき、被検査材料径、チャンネル数、回転数、プローブ数等の構成を検討し、貴社に最適な装置を設計・製作いたします。また自動サイジングのニーズにも対応可能です。

ROTO-HAM

ROTO-HAM 80 ROTO-HAM120 ROTO-HAM200
被検査材外径(mm) φ10~φ80 φ18~φ120 φ80~φ200
チャンネル数 8-30CH
回転数(rpm) 可変 - 1300
サイズ(mm) W 770 X H 1020 X D 770 W 840 X H 1130 X 950 W 1000 X H 1310 X D 1200
重量(kg) 800KG 1200KG 1900KG
  • 励磁ヨーク

    被検査材を磁化するための、励磁ヨークは、弊社の実績と経験を活かし、高効率で性能に優れる構造となっております。組み上げは弊社内にて行っており、コンパクト化、軽量化によりプローブの被検査材への追従性を向上した、設計・製作となっております。

  • 検出プローブ

    検出部に装備される検出プローブは、熟練したスタッフが手巻きにて作成しており、設計、製作から調整まですべて社内で行っております。ご要望に合わせて、様々な被対象検査材、きずに対応したプローブをオーダーメイドでカスタマイズ製作することも可能です、ぜひご相談ください。

電子装置: mlft-EDX

特長
探傷諸元の保存 探傷波形の保存と再生が可能 シンプルで優れたインターフェースと操作性
位相ゲート評価 自己診断機能搭載 タッチパネル対応可能
寸法(mm)
W 600 x H 1710 x D 1010
重量(Kg)
約360*

*仕様により、重量は変化します。

システムの組み込み例

給材より、不良材の仕分け工程に使用する場合
給材-探傷-探傷結果による 良材/不良材の振り分けがあるラインの例。

製品情報に戻る